中谷宇吉郎 雪の科学館

石川県加賀市潮津町イ106

0761-75-3323

開館時間:9:00〜17:00(入館は16:30まで)

休館日:水曜日(祝日の場合は開館)臨時休館あり

入館料:一般500円

アクセス:JR加賀温泉駅より車で10分、小松空港より車で15分、北陸自動車道片山津ICより車で5分

 

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中谷宇吉郎さんは

人工的に雪の結晶を作られた方で「雪博士」で有名です。。。すごいですね!

「北大助教授時代に十勝岳の山小屋にこもって3000枚の雪の結晶の顕微鏡写真を撮り、分類。その後常時低温研究室の中を上空と同じ環境にし気温や水蒸気の条件を変え様々な結晶を作り出すことに成功された」とのことです。

 

『雪は天から送られた手紙である』この言葉も宇吉郎さんの素敵な人柄を表していらっしゃいますね。

 

この博物館では六角形の塔が3つ並び1階は

「宇吉郎の『ひととなり』ゾーン」

「雪の結晶ゾーン」

「氷の結晶ゾーン」

「グリーンランドハワイゾーン」

「世界の中の宇吉郎ゾーン」

と5つのゾーンに分かれているそうです。

 

建物の設計をされた磯崎新さんのお言葉を掲載させていただきます

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1994 年11 ⽉1 ⽇ 開館

設計者/ 磯崎 新 Arata Isozaki

私たちの雪や氷についての知識やイメージは、殆ど中⾕宇吉郎さんのエッセイによって組みたてられているといっていい。これは科学の解説ではなく、科学的な探究がいちじるしく⼈間的な営為であることもたくみな⽂章で私たちに伝えてくれているからだ。

この仕事の背景にたちこめる⾹りは、加賀の地にはぐぐまれた⽂化に根ざしていることも、誰もが感じとっている。それをひっくるめてひとつの建物に編成できるかどうか、これが私に課せられた役⽬であるが、私はその解決を敷地の眼前にひろがる柴⼭潟や遠くにのぞむ⽩⼭のような環境をとりこむことに求めた。建物は、そこで六⾓形の連鎖する台形の塔を残して、姿を消している。そのうえを歩きながら変わった視点がうまれる。

⾃然の光景がさまざまに窓によって切りとられる。御息⼥中⾕芙⼆⼦さんの霧の作品のたちこめる中庭もやはり外にむかって開いている。そんな光景の変化を感知しながら、展⽰室で中⾕宇吉郎さんのさまざまな芸術的な仕事や科学的研究が追体験できるようにしている。そのために、建物に使った素材も、⽊や⼟や草や⽯といった⾃然のものが⼤部分で、それがはるか昔からこの場所に建っていたと感じられたらいいと想いながら、設計をまとめていった。中⾕宇吉郎さんは「雪は天から送られた⼿紙である」といわれたが、さしづめこの建物は、その雪をうける両の掌でありたいと思っている。

 

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